神様からの借りものだからこそ 副教会長    

 今から12年程前、開教90年祭の少し前に体調を崩し、様々な検査の末、それまでに治療していた病気に加え新しい病気が見つかり、検査していただいた病院での投薬治療が始まりました。その結果、定期的に2つの内科に通うことになりました。それを10年続け100年祭の次の年、“薬を飲みすぎですから見直しをしてください”というお知らせが届きました。長男が京都に原付を持って行ったため、近隣の移動手段が自転車になったこともあり、2軒の病院に通い続けることにしんどいなぁと思っていたころでした。

  両方の病院の先生に互いの処方箋は提出済みでしたが、改めてお知らせを見せ相談してみました。1つの病院の先生が薬の見直しと、両方の病気をふまえての治療方針を提示して下さり、ご都合お繰り合わせをいただきました。薬を減らすことは自分にとって人間的にはとても勇気がいることでした。でもこれも神様からいただいたおかげの中でのことと思いかえをし、今年に入ってから1つの病院で薬も減らした治療をさせていただいています。

 神様は、無駄ごとはなさらないといわれています。2軒の病院に通い続けた11年間も私にとっては必要で最良のことだったと思います。ですから今回で通院をやめた病院にも感謝しています。そして、その11年の治療のおかげで元気に過ごさせていただいていると思っています。

 これからも流れに逆らわず、神様からお借りしている体を大切に生活していきたいです。

 

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